少子高齢化に伴い必然的に出てくるのが、空き家問題です。空き家になった実家がそのままになり、荒れ果ててしまうことが社会問題となっています。景観を損なうだけでなく、手入れされていない土地に生えた雑草の種が近隣住民の土地に飛ばされています。近所から苦情がくるけれど、誰も手を付けることができません。

子供たちの世代は実家から遠く離れた場所に住んでいます。手入れに来る時間などありません。もちろん中には休暇を使って定期的に訪れて掃除や換気をしている人たちもたくさんいます。その際に不用品を処分して実家じまいの準備をします。

不用品は衣類や生活用品だけではありません。トラックやトラクターもあります。トラックはゴミの日に出すわけにはいかないので、どうやって出せばよいか困惑するでしょう。実はトラックは買取に出すことが得策です。

走行距離や年式にものりますが、意外な高値がつくことがあります。買取のお店は全国にありますから、最寄りの買取店に出すことができます。但し、名義が異なると代理人の証明が必要となるので要注意です。勝手に処分することはできないので、本人の同意を証明するものが必要です。

場合によっては親が施設に入っていることもあるかもしれません。こうした所有物の処分は本人が元気で意志が明確なうちに行うことが大事です。そうでないと法的な制限がかかりややこしいからです。子供であっても勝手に親の所有物を処分することができないからです。

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